1963-03-15 第43回国会 衆議院 商工委員会 第17号
これらについては、それぞれヤードボンド法の計量単位を法定計量単位とみなすこととし、その期間については、前にも述べましたように、外国との関係が密接なものでありますから、確定期限を付することが困難でありますので、昭和三十九年以降も当分の間はなお使用することができるようにしたことであります。 以上が、この法律案の提案理由及び内容であります。
これらについては、それぞれヤードボンド法の計量単位を法定計量単位とみなすこととし、その期間については、前にも述べましたように、外国との関係が密接なものでありますから、確定期限を付することが困難でありますので、昭和三十九年以降も当分の間はなお使用することができるようにしたことであります。 以上が、この法律案の提案理由及び内容であります。
そのほかのもので、どうしても法定計量単位、すなわちメートル法を、期間を限って、それを使うことが困難であるもの、すなわちヤード・ボンド法を使ってよろしいというのがもう一つございまして、これが昭和三十八年十二月、今年の十二月三十一日までという期限が実はついておったわけでございます。
○政府委員(鈴木義雄君) 大体ただいま方針につきましてはお答えした通りでありますが、従来政府といたしましてはメートル法をわが国の統一的計量単位といたしまして、昭和三十三年十二月三十一日までに、現在までそれまでは過渡的に尺貫法とヤード・ボンド法の適用を認めておりますが、それ以後メートル法の完全実施をいたすためいろいろ努力して参ってきている状況であります。
その理由は、今般政府提出の計量法案に、きわめて膨大なる内容を有するも、その骨子ははたせるかな、尺貫法及びヤードポンド法を疎外せるメートル専用法であつて、この法案が成立すれば、昭和三十四年以降、尺貫法、ヤードボンド法は取引や証明に種々の制限を付せられ、またそれらの計量器の製造販売はすこぶるきゆうくつとなり、これに違反するときは、一々多額の罰金を課せられることになつております。
わが国でも今次戦争の結果、英、米の影響が非常に大きいと思いますので、産業上いろいろなものを輸出して行く上に、ヤードボンド法が重要でありますが、もちろんこのヤード、ポンド圏内に輸出されるということと、メートル法を利用しておる圏内に輸出するということをあわせ考えますならば、どちらのウエートが重いかということは、今すぐにここで申し上げることはできない。
その後の計量器、度量衡器についてどういうふうになるのかというお尋ねがございましたが、現行法ではその点は検定は打切る、こういうことが明文に書いてあるのでございますが、ただいま申し上げましたように、ヤードボンド法、尺貫法が使用されるものが残つておりまするので、この範囲におきましては依然検定も続けて行かなければならぬことに相なつて、検定を続行しようということに相なつておる次第でございます。